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『トリコ』トリコさん、ようやくGODを食べるwwwww

   

『トリコ』トリコさん、ようやくGODを食べるwwwww

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■目覚めた強さ!!

覚醒したトリコを三虎とアカシアが見ている。

三虎(グルメ細胞が……)

(食欲の悪魔が自らトリコに食われやがった…)

アカシア(コイツも…)

(“食欲”を我がものに…)

ニヤっと笑うアカシア

アカシア「泣くだけ泣きじゃくって」

「スッキリした顔してるじゃねーかトリコ」

無言で空を見上げるトリコ「……」

「口い入る涙すら…」

「極上の味がした…」

そう話すトリコに問答無用で襲い掛かるアカシア

アカシア「なら このパンチも」

「味わってみ…」

アカシアが目を見開く。
いつのまにかトリコの拳が眼前に迫っていた。

ぶっ飛ばされたアカシアはその衝撃で地球を一周していく。

一周して戻ってきたアカシアを片手で受け止めるトリコ。

アカシア「!」

トリコ「子供の頃 遊んだ公園が」

「大人になって狭く見えるように」

「地球が小さく感じる」

トリコから距離を取るアカシア。

トリコ「何だろう…」

「この激流のような食欲は…」

背後の何かに気づくアカシア。

アカシア「………」

人の形をした光がトリコ達を囲み ものすごいスピードでまわり始める。
やがてそれは渦となり、竜巻のように2人を包む。

その激流から「GOD」と書かれた紙が流れてくる。

トリコ「これが…」

「GODの効力(ちから)――」

GODと書かれた紙がトリコのフルコース表に嵌まる。

トリコ「ついにフルコース」

「メインをいただいたぜ」

トリコフルコースメニュー
■オードブル(前菜)―――BBコーン
■スープ――――――――センチュリースープ
■魚料理――――――――オウガイ~遠い海の記憶~
■肉料理――――――――
■主菜(メイン)―――――――GOD
■サラダ――――――――エア
■デザート―――――――虹の実
■ドリンク―――――――ビリオンバードの卵

トリコ「これもみんなのお陰だ」

「そして…」

アカシアを指差すトリコ。

「あとはお前の中の」

「数多の食材の中に潜む“肉料理”…」

「それでオレのフルコースは完成する」

「さぁ…」

「顏を出しな ネオ」

アカシア(コイツ…)

(気付いているな…)

その時、アカシアの背後に現れるバンビーナ。

バンビーナ「ウキ」

アカシア「あ?」

トリコ「バンビーナ…GODを食って回復したか」

「さすがだ…他の八王(みんな)は…」

八王たちの様子を見るトリコ。

魔王は瀕死、鯨王も瀕死、烏王はとっくに死亡。

トリコ(馬王はもともと出産で多くの体力を使っていた分 再生が遅いな…烏王は直接ネオに食われた部分の回復は難しいか…)

(蛇王はやはりもうダメだったみたいだ…)

『トリコさん』

聞こえてきた声に振り向くトリコ。
声はGODの中から響いていた。 

『GODの調理完了です!!』

『準備OKですよ!!』

トリコ(……… 小松…)

(オレは… 後でいい……)

(先に食わせたい奴らがいるんだ…)

(八王やその他みんながいなかったら オレ達はとっくに殺されていただろう…)

(一口だけでもいい… そいつらから先に…)

そこへ現れる四天王+鉄平。

ココ「………」

「格好つけんなよトリコ」

「オレたちは 最後でいいさ…」

トリコ「ココ!! サニー!!」

「ゼブラ 鉄平!!」

さらにGODが口を開き、舌を出す。

その奥に立っている小松 仲梅 大竹。
小松は目に涙をためガッツポーズ。

トリコ「小松」

「よくやった!!」

アカシア「おやおや」

「形勢逆転…」

「とでも言いたげだな蠅ども…」

三虎「いいや…」

「私が来てから…」

「もともと形勢はこっち側だ…」

アカシアの背後に立つ三虎は脇にスタージュンを抱えている。
チラっとスターを見るアカシア。

アカシア(絶命直前に…)

(ノッキングしたのか…?)

アカシア「相変わらずモノマネが上手いな…確かに三虎…」

「お前が最も“惜しいところまでいった”…」

「お前のその感情(いかり)は私の食欲にも届きそうな」

「いい“味”を出したが…まだまだ…」

無言でアカシアを見る三虎。

アカシア「一つ思うんだが…」

「我々はなぜ食うと思う?」

「生きるため? 子孫を残すため?」

「違う…」

「ただ食欲がわくからだ」

「我々が食うのは種の繁栄のためでも… ましてや誰かと何かを分かち合うためでもない…」

「食欲とはもっと利己的であり 何よりも最優先される絶対的な欲求(もの)」

「死にたくなったって…」

「食欲は止まらん…」

三虎「………」

フローゼの死後の自分を思い出す。

三虎『こんなに悲しくても… 腹はへるのか…』

アカシア「腹がへったら食う… それ意外何も起きてなかった宇宙で…」

「感情に支配されているのは人間だけだ…」

トリコ「……」

「アカシア…」

「一つだけ訊きたい…」

「オレと…」

「オレとスタージュンは…」

「あんたとフローゼの…“愛情”から生まれたのか?」

「それとも“食欲”から生まれたのか?」

アカシア「………」

「ただの食欲だろ」

掌に力を込めるアカシア。

トリコ「………」

アカシア「愛情も…怒りも…」

「膨らめば弾け…」

「塵となり…」

「消えてなくなる…」

ミキミキと音を立ててるアカシアの腕。

「決して消えることのない食欲(もの)の前では はかなく砕け散るだけだ…」

ぐぐ と指を伸ばすアカシア。

「三虎…お前のその怒りすら… 結局は私の食欲を壊すことはできなかった…」

三虎「私のこの怒りがいつか消えてなくなると?」

「逆に期待したいものだな…」

アカシア「“旨み”もそう」

「地球の旨みはすでに限界まで膨らんでいる」

「うっ積したものはいずれ爆発し弾け散るが…ただし旨みは消えぬ……」

「旨みはまた次の旨みとなって生まれ変わるのだ…お前らのそのくだらん感情と違ってな…」

「ああ……いや一つだけ… 感情でも唯一…」

「私好みの“感情(あじ)”があったな…」

掌に力をこめるアカシア。

「全員復活してコマは揃ったと言いたげだが…」

「条件(コマ)が揃ったってのは私の台詞だ…」

地響きに気付く一同。

「さぁ―――」

「しゃくしゃくさせてくれ… お前たちの“絶望”を―――!!」

大きな掌が地球を包む。

サニー「!! うわぁあ」

トリコ「ち…地球ごと握り潰す気か!!?」

そこに現れるペア。

ペア「さぁ 始めるぞ」

トリコ「!」

「ペア!!」

ペア「いいか 何が起きても」

「決して“絶望”するな」

【エリア1】

ナレーション:
地球内部…「エリア0」への入口―――

その中をグルメ細胞の姿?で泳いでいる愛丸。

愛丸(……)

(く…)

(限界だ…)

(もう体がもたない)

ようやく視線の先に光が。

「!!」

(あの光は…)

どぽ っと液体から抜ける愛丸。

「!!」

「うわぁ」

落ちる愛丸、顔を上げると…

愛丸「……」

「こ…ここは…」

そこには一面食材だらけの世界が広がっていた。

■溢れる食材!! ここが『エリア0』!!

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