【悲報】撮り鉄、競技だった…

あそこにいた撮り鉄らは、界隈では"編成写真"に分類されるような撮り方で撮影していました。
そのような撮影の仕方は、枠の中一杯に鉄道の車体を納めることで被写体の存在感を強く表現するという撮り方なのです。
ただ徐に撮るのではなく、構図や光線はもちろんのこと、架線柱や周りに写ってしまう可能性のある障害物にも気をつけて撮らなければなりません。
(中略)
もはや彼らにとってはこの編成写真という撮り方は競技みたいなものです。
これをクリアーした上で、最高潮の悦びが得られる方々というわけです。
そのため、自転車ニキが乱入してしまったことは、彼らにとっては写真を台無しにされたことと同義であるわけです。
"人が入っていてもこれはこれで良いじゃないか"という一般人の方の意見も見受けられます。しかし、一般人にも理解し難いような意識やルールなどが多い撮り鉄界隈は、社会との乖離があまりにも大きいです。
そのため、一般人の方がそのような感想を述べたとしても、撮り鉄の方々はそれで引き下がるわけがありません。
彼らの場合は、何か被写体を妨害するものが写ってしまった時点でダメだというわけです。
それを踏まえた上で、"ここまで来た交通費を返せ"や"どうして邪魔をしてくれたのか"と主張したり感じたりすることは至極真っ当であると私は考えます。
https://note.com/harurun29/n/n518281f4675b