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【ネタバレ注意】刃牙道:131話『命の両断』完全に終わったと思うがここからまだ隠し玉があるのか…?

   

【ネタバレ注意】刃牙道:131話『命の両断』完全に終わったと思うがここからまだ隠し玉があるのか…?

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冒頭は武蔵の過去描写から。

【熊本城】

武蔵を呼び寄せた城主 細川忠利。

「武蔵 “おぬし”だからこそ試したい」

武蔵「ほぅ わたしを試したいと………?」

■遠き過去、最期の地で一体なにが…?

細川「新作の『兜』じゃ」

兜をかぶった大男が現れる。

細川「関の刀匠に打たせてみた」

「極上の『鋼鉄(ハガネ)を使用している』」

※関…日本一の名刀の産地。

細川「こと頑丈さにかけては比類なし…」

「『据え物切り』に試すも」

「木剣 太刀 いずれも難なくハネ返されている」

じっと兜を見る武蔵。
大男の額に脂汗が滲む。

細川「どうだ 割れるか武蔵」

武蔵「見たところ」

「鉄(かね)の色の深み」

「照りの冷たさ」

「さすがは『関』の刀匠」

「一刀両断とはゆきますまい」

大男がニヤ…と笑う。

武蔵「ただ──」

「『命』の両断」

「それなら造作もない」

その言葉で大男に衝撃が走る。

武蔵「では…」

いきなり構える武蔵。

大男「…お お手柔らかに……」

ピクっと動きを止める武蔵。

「戦でそれを口にするつもりか」

刀を振り下ろす武蔵。
両断とまでは至らずとも、深く斬られた兜。
そして大男の顔面は剣撃で潰されていた。

脳天から血が噴き出し、床に血だまりを作っていく。
そのまま倒れる大男。

武蔵「ふむ」

「『峰打ち』で事足りたか」

平然と刀をしまう武蔵。

細川「み……」

「見事……」

【回想終わり】

本部の左腕を武蔵の刀が襲う。

上着こそ斬れないが、ブランと垂れ下がる本部の左腕。

観客「切断れた……ッッ 腕…ッッ」

武蔵「皮1枚で繋がったか」

「『具足』もバカにならん」

ガイア(ムリだ!!!)

(“ツルハシ”の一撃を防弾チョッキに)

(たとえ貫かなくっても──)

(先端は)

(『命』まで届く)

(お忘れではありませんか本部先生!!!)

(相手は『刀』を手にした暴漢ではありません!!!)

飛び道具を投げようとした本部はさらに両足を斬られてしまう。

その場に崩れ落ちたところに、深々と武蔵の刀が肩へ。

刃牙「勝負ありだァッッ」

「止めろォオオッッッ」

本部(バカヤロウ…)

(それじゃよぉ…)

(守護れねェだろが…)

■本部散る…?

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