【ネタバレ注意】刃牙道:126話『守護り』何でもありで武蔵を上回れるか!?
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【ネタバレ注意】刃牙道:126話『守護り』何でもありで武蔵を上回れるか!?
煽り:
近頃よく見る「本部にワロた!!」の七文字……
どうにも俺には「よく言った本部!!!」としか読めねェんだわ
以下本編。
正座したままの武蔵「歓迎するぞ本部」
■本部、先制成功ッッ!! しかし武蔵は…!?
本部はポケットから丸い金属缶を取り出す。
ぎっしり詰まった手巻きタバコの1本を取り、火を点ける本部。
徳川「お…おい」
「バカ…ッ こんな所で吸う奴がいるか…ッッ」
その言葉もどこ吹く風。
本部は気持ちよさそうに紫煙を吐き出す。
徐に酒瓶を手に取り、歩き出す本部。
正座したままの武蔵の前に立つと、どかっと腰を下ろして缶を差し出す。
本部「煙草だ」
「アンタの時代だと煙管(キセル)……か」
詰まった煙草の1本を取り、しげしげと眺める武蔵。
さらにゆっくりと時間をかけてその匂いを確かめる。
さらに本部の持っていた酒瓶を手に取り、丁寧に匂いを確かめる。
煙草を咥えたままの本部が武蔵を観察しているが、武蔵もまた本部を見据えて言う。
武蔵「銜えてるそれ……その煙草以外は吸えん」
刃牙たちの顔に緊張が走る。
ガイア(バレた…ッッ)
武蔵「匂いから察するに河豚か」
「酒瓶にも塗ってある」
顔色一つ変えない本部に武蔵は畳みかける。
武蔵「毒を盛ったか本部」
驚く徳川「どッ 毒ぅ!?」
独歩「いやはや………」
震えるガイア「種類ワカんのかよ……」
刃牙「………ありか…?」
ガイア(違い過ぎる………ッッ)
本部「堪らん………」
その言葉を意外そうな表情で受け止める武蔵。
本部「ていねいに培った技術が あっさりと受け止められる」
武蔵「通用しとらんがな」
本部「いいや」
(わたしの経歴(かこ)は 日の目を見ています)
薄ら笑いを浮かべ、銜えていた煙草をプッと吐き出す本部。
それを難なく受け止めると、武蔵もその煙草をゆっくりと味わい、美味そうに煙を吐き出していく。
武蔵「ふむ」
「旨い」
「この煙を以て本部よ」
「『立ち合い』再開の──」
「狼煙(のろし)とするか…」
ピッと煙草を本部に投げる武蔵。
同時に刀を手に取るが、本部の反応がそれを上回る。
投げ出された煙草を瞬きすらせずに両の目の間で受け止めると、居合を構えた武蔵の顔面に酒瓶を強烈に叩き込む。
割れたガラス片で顔面を負傷した武蔵。
そこに煙草の詰まった金属缶を顔面に叩き込んでいく。
武蔵が倒れると同時にお得意の煙玉が炸裂する。
■痛打命中ッッ!! 本部、おしてる…!?