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【ネタバレ注意】食戟のソーマ:178話『輝く町』 遂に十傑達が牙を剥く!

   

【ネタバレ注意】食戟のソーマ:178話『輝く町』 遂に十傑達が牙を剥く!

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以下文字バレ

■吹雪はやんで…

係員から封筒を渡される創真たち

係員「次の目的地への乗車チケットだ」

「チケットに記載されている発車時刻の10分前にホームに集合しなさい」

「出発までの時間は各自自由行動とする!」

自由行動ということで札幌大通公園にやってきた反逆者
はしゃぐ吉野

吉野「どこまでも直線!! 縦も横も! つきあたりが見えないくらい続いてるよー!」

「歩こー歩こ観光しよー! そんで美味しいもの食べよーよ!」

榊「別行動した方がよさそうね それぞれが行きたい所を自由に回ってみましょうよ」

えりな「いいこと? これもまた北海道講座の一環と思いなさい」

「現地で実際に味わう事こそ一番の勉強なのですからね!」

吉野「はーいえりな先生」

ソーマ「冬だけど北海道に来たならこいつは外せねーだろ」

ソフトクリームを食べる創真・タクミ

タクミ「なんだこの豊かなコクは……!」

ソーマ「どんな牛乳使ったらこんな美味いソフトクリームになるんだよ…!?」

「こりゃ本腰入れて食べ歩くっきゃねーな!」

タクミ「あぁ! 何を食べるか慎重に見極めなければ!」

ソーマ「なになに狸小路…ここは飲食店もかなり多そうだぜ」

タクミ「観光客向けではなく地元民が集まりそうなエリアを探すか」

吉野(大衆食堂コンビがもうエンジン全開だ!)

丸井「札幌駅前に海産系の加工物を販売する有名店があるんだそうだ」

榊「あ! そこ私も行ってみたかったの! 麹漬けなんかも試食できるのよね」

「新戸さんもどう? 乾物もあるそうだから薬膳の参考になるかもしれないわよ」

緋沙子「で でも私は…」

えりなを気に掛ける緋沙子

えりな「いいわよ緋沙子お行きなさいよ」

「緋沙子だって自由に行動する権利があるもの」

緋沙子「えりな様……!」

田所「薙切さんは行きたい所あるの?」

えりな「…そうね私も大通公園を歩こうかしら」

田所「そうなんだ…私も一緒に行っていいかなぁ」

えりな「えぇ勿論よ」

緋沙子「田所恵がいるのなら安心だな えりな様をたのんだぞ!」

ガシっと田所の肩を掴む緋沙子

えりな・田所・イサミ・肉魅の4人で公園を散策する
えりなを意識する肉魅

肉魅「あっあの! えりな様! 何か食べたいものありますか!? あたし何でも買ってきますんで!」

えりな「だ 大丈夫よ水戸さん」

「そういえば…冬の札幌へ来たのは初めてね」

田所「薙切さん…来たことあったんだね北海道」

えりな「えぇ…薙切家の後継者としての責務でおじい様と何度かね」

田所「責務…」

えりな「神の舌を持つ者として味見役をおこなうかたわらで 私はフード業界の重鎮たちと面会する日々を送っていたの」

「将来薙切家を…日本の美食界を担うためには私という人間を相手に売り込み信用と畏怖の念を植え付けることは不可欠だったから」

「要は上を目指すためのビジネス……私が薙切の邸宅から外出する時にはいつもそんな思惑があったわ」

「いま思うと…あの頃の私は何も見ようとしてなかったのかもしれないわね」

肉魅「そんな事ないですよ…」

「あたし水戸グループの娘として子供のころ何度かえりな様にお目にかかったことがあって…その頃からえりな様は凄い方でした」

「あたしはえりな様が抱えてた辛さとかわかってる…つもりですから……っ!」

えりな「水戸さん?」

肉魅「あたしも…家の事で縛られてたから」

「あたしは…家のプレッシャーに潰されちゃってそれで…最近まで結構荒んじまってたりしてたんですけど」

「でもえりな様はあたしなんかよりもっと凄い重圧を感じてる筈なのにいつでも凛と振舞ってました」

「だから…あたしえりな様のことほんとに…尊敬してるっつーか…えっと…あの……」

「あたし! あっちの方見に行こっかな!! し 失礼しますえりな様!」

イサミ「えー女の子ひとりで行くの危ないよー」

「じゃボク水戸さんについていくからー」

田所「う うんありがとイサミくん」

田所「よかったねっ水戸さんと仲直りできて…」

えりな「べつに仲違いしてたというわけでもないのだけど…」

(敗北した水戸さんを一方的に切った私をそんな風に思ってくれてたなんて…)

えりな「…田所さんも…昨夜…お茶をありがとう」

田所「そ そんな…お礼なんていいよぉ…私は薙切さんに勉強会のお返しがしたかっただけで…」

「私に出来ることあったら言ってね また読みたい漫画とかあったら貸すから…」

えりな「あの少女漫画田所さんの物だったの!?」

「幸平くんたら何も言わないんだもの…ごめんなさいずっと借りたままで…」

田所「そ…そんなの気にしなくていいよぉー」

「えへへへぇ…私もね薙切さんとこんなに仲良くなれるなんて思ってなかったから嬉しいんだー」

「よかったらあの漫画の感想とか聞かせてほしいなっ」

えりな「……えぇ」

ソーマ・タクミ「いたー!!!」

田所「創真くん? タクミくん? どうしたの?」

ソーマ「いやスゲェいい感じの店見つけたんだけどさ」

「気になるメニューが多すぎて参っちまってよ」

タクミ「夕食まだだろう?よかったらその店に一緒に来てくれないか!?」

田所「う うんいいよ…」

ソーマ「ほら薙切も! 行くぞ!」

えりな「え えぇ…」

田所「あれ…薙切さんどうかした?」

えりな「…いえ何でもないわ行きましょう」

楽しそうな笑顔のえりな

えりな(本当に…今まではなにも見ようとしてなかったわ)

(こんなにきれいな街だったのね…此処は――)

数時間後駅のホーム

ソーマ「あれ?他の反逆者たちが見当たらねーな」

タクミ「先に乗っている様だな オレたちも急ぐとしよう」

えりなのスマホに緋沙子から着信

緋沙子「えりな様!どちらにいらっしゃいますか?」

えりな「どうしたのそんなに焦って」

緋沙子「いえ…えりな様のお姿が見えず心配で……」

えりな「心配は無用よ私たちも今から乗るところです」

緋沙子「え!?……それはおかしいです!だって…」

「列車は30分も前に出発しています……よね…!?」

田所「な…なんで!!」

竜胆「別に驚くことじゃねーだろー?最初からわかってた事なんだからさ」

田所「竜胆先輩!?」

竜胆「よー さみーなー」

田所「えっと…ど どういう…」

竜胆「言ったろ?ルートは分岐するって」

「三次試験からは移動ルートの分岐・合流が繰り返される」

「バラバラになったやつらとまた会えるのは…最悪最終試験会場だ」

「それまで生き残ってればだけどな」

「あ そうそうちなみに次からの試験について補足だけど」

包丁セットを取り出す竜胆

竜胆「お前らを含む反逆者たち全員 三次試験は十傑とのガチ対決だ」

妖しい笑みの竜胆

竜胆「楽しい旅にしよーぜ な?幸平」

■迫り来る新たな危機―!!

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