アメリカの富裕層たちがほぼ税金を払ってないという納税記録が暴露されてしまう
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アメリカの富裕層たちがほぼ税金を払ってないという納税記録が暴露されてしまう
膨大な資産を保有しながら「ほぼ税金を払っておらず、納税ゼロの年もあった」と指摘した。
プロパブリカは機密扱いの米内国歳入庁(IRS)の記録を独自入手したとしている。対象はベゾス氏のほか、電気自動車(EV)大手テスラ創業者のイーロン・マスク氏、著名投資家ウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏、報道機関のブルームバーグ創業者のマイケル・ブルームバーグ氏ら。
富裕層が保有する株式などの資産は、売却して利益が確定しないと課税所得とみなされない。プロパブリカは上位25人について、米誌フォーブスの統計から推計した資産増加額に対し、納税記録で判明した連邦所得税の支払額を比較して、富の増加に対する「真の税率」を割り出した。
それによると、25人の14~18年の真の税率は3・4%だった。ベゾス氏は増加資産が990億ドル、所得税の支払額が9億7300万ドルで、真の税率が0・98%だった。マスク氏は3・27%、バフェット氏は0・10%とした。
ベゾス氏は07年と11年、損失や費用を計上して節税し、連邦所得税の支払いはゼロだった。マスク氏やソロス氏も納税しない年があった。
一方、ホワイトハウスのサキ報道官は8日、プロパブリカの記録入手に関し、「(政府関係者が)機密情報を許可なく開示する行為は違法」と指摘。ロイター通信によると、IRSを外局とする財務省が、司法当局に捜査を要請した。
https://news.livedoor.com/article/detail/20336817/