鳥人間コンテスト。ルール上可能な最長飛行距離60kmをあっさり達成した東大出身の会社員をご覧ください
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鳥人間コンテスト。ルール上可能な最長飛行距離60kmをあっさり達成した東大出身の会社員をご覧ください
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000156-sph-ent
28日に日本テレビ系で放送された特番「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2019」の「人力プロペラ機部門」に出場した「BIRDMAN HOUSE 伊賀」(三重県)が、競技ルール上可能な60キロメートル飛行に成功した。17年に同チームが記録した40キロの最高記録を軽々と更新した。
台風の影響で部門不成立となった昨年を除き、16年から3大会連続でパイロットを務める東大出身の会社員・渡邊悠太さん(32)が、猛暑の下、2時間半以上ペダルをこいで、びわ湖を“三角飛行”。
滋賀県彦根市の松原水泳場のプラットホームに帰還すると、笑顔でガッツポーズした。今大会から司会を務めるナインティナイン・矢部浩之(47)は「かっちょええ。なんで(へたばらずに)立ててるの?」と驚きを隠せなかった。
同大会をめぐっては2010年にルールが改定され、プラットホームから直線20キロにUターンポイントを設置し、最大往復40キロの記録達成が可能になっていたが、渡邊さんが17年に折り返し40キロ飛行を達成。
このため、竹生島付近、沖島付近の2か所を通過した三角形ルートで帰還すれば総飛行距離60キロメートルとなるルールに改められたが、実質初導入となる今大会で、あっさり攻略。2連覇を達成した。
平日は1時間以上、自転車をこいで練習を積んできた渡邊さんは「機体もパイロット(のコンディション)も過去。60キロは難しくない」と自信満々で大会当日を迎えた。
フライト前は「風は穏やかでいいと思うが、日差しが…。暑いと圧倒的に体力を消耗する」と、やや不安にもなったが、見事に新記録を樹立。
「自分でも信じられない。竹生島を回って沖島までがキツく、もうダメかと思ったが、(沖島を)旋回してから余裕が出た」と激闘を振り返った。
60キロを飛んでもなお、体力的には大丈夫な様子で「高度も維持できていたし、風向き次第ではまだまだ伸ばせたかな」と、さらり。来年の大会でまた、制作サイドはルール改正が迫られそうだが、渡邊さんは「頑張ってください!」とお願い。読売テレビ関係者は「これから考えたい」とした。