【スリランカ】ホテルや教会6か所で爆発 138人死亡 日本人2人けが
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【スリランカ】ホテルや教会6か所で爆発 138人死亡 日本人2人けが
スリランカの警察によりますと、現地時間の21日午前9時ごろ(日本時間の21日午後0時半ごろ)、最大都市コロンボとその郊外にあるホテルと教会の5か所、それに東部のバティカロアにある教会の合わせて6か所でほぼ同時に爆発がありました。
爆発があったのは、コロンボにある「キングスベリー」「シナモン・グランド」「シャングリラ」の3つのホテルと、「セント・アントニー教会」、それにコロンボの郊外にある「セント・セバスチャン教会」、バティカロアにある「ザイオン教会」の合わせて6か所です。
スリランカ政府は、爆発があった6か所で、これまでに138人が死亡、402人がけがをしたと発表しました。
爆発があった教会3か所ではキリスト教徒たちが復活祭、イースターの祈りをささげている最中だったということです。
この爆発を受けて、シリセナ大統領は国民に向けてテレビ演説を行い、「背後に誰がいるのか徹底的に調べる」と述べて、爆発はテロによるものだという認識を示し、事件の背後関係を徹底的に捜査するよう指示を出したことを明らかにしました。
■屋根は吹き飛び 床にがれき
地元のテレビ局が伝えた爆発のあった教会とみられる建物の内部の映像によりますと、屋根は吹き飛び、床にがれきが散乱している様子がわかります。
礼拝用のいすもめちゃくちゃに壊れ、けがをした人たちもあちらこちらに横たわっています。
■日本人 2人けがの情報
外務省によりますと、今回の爆発で日本人2人がけがをしたという情報があるということで、現地の大使館を通じて情報収集を進めています。
2019年4月21日 13時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190421/k10011891131000.html?utm_int=news_contents_news-main_001