【騎士 vs. 武士】12,3世紀の日本に十字軍が攻めてきたら勝てただろうか?
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【騎士 vs. 武士】12,3世紀の日本に十字軍が攻めてきたら勝てただろうか?
1: クェーサー(東京都):2012/03/11(日) 18:51:34.10 ID:cEdAA0V20
『十字軍物語』完結 塩野七生さん 日本の針路の参考にも (1/2ページ)
「弱小と思われたら最後」
歴史作家、塩野七生(ななみ)さん(74)の新刊『十字軍物語3』(新潮社)は、
中世ヨーロッパの歴史を描きながら、現代日本の再生へのヒントも読み取れる作品だ。
平成22年7月刊行の『絵で見る十字軍物語』に始まる4部作の完結編。
当時の国々の外交戦略などは、現代日本にとっても参考になるという。
十字軍は11世紀末から13世紀にかけて、
イスラム勢力が支配する聖都エルサレム奪還のため、ヨーロッパ諸国が繰り返した遠征。
キリスト教を軸に、ヨーロッパ諸国が初めてまとまった歴史的転換点と位置づけられている。
塩野さんは、この2宗教のいずれとも関係ない立場だからこそ、見えてくるものがあると思ったという。
「戦闘と戦闘の間に生きた人たちと、敵味方の双方で試みられた共生の物語。
今まで欧米で書かれたいかなる十字軍の物語とも違う」
魅力的な男を描くことに定評がある。「私の師匠は、私が書いた男たち」。
今回の4部作でも、第3次十字軍(1189~92年)の主役となったイギリスの「獅子心王」リチャード1世や、
迎え撃ったイスラムの名将サラディンをはじめ多くの傑物が登場する。
「どんな英雄も(身近にいる)召し使いから見ればただの人と言うけど、
それはただの人である召し使いが見ているから。だから、ただの人である自分の側に引き寄せては書かない」
一方で、信仰心から第7次・第8次の十字軍を強行し、
2度とも敗北した13世紀フランスの聖王ルイには辛辣(しんらつ)だ。
「信心深いのは結構だが、自分探しをしたければ王をやめて修道院に入れ」
以下略
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120305/cpd1203051310006-n1.htm