フランス、最も若いマクロン大統領誕生へ

2017/05/08

フランスで歴史上最も若い大統領

７日行われたフランスの大統領選挙の決選投票で、公共放送「フランス２」は、中道で無所属のエマニュエル・マクロン候補の勝利が確実になったと伝えました。

マクロン氏は３９歳で、フランスで歴史上最も若い大統領となり、これまで政権を担ってきた左派や右派の政党に所属せず、政治の刷新を呼びかけています。

また、ＥＵ＝ヨーロッパ連合との関係を重視していることから、イギリスの離脱などによって混乱が続くＥＵがさらに不安定化する事態は避けられることになりました。

仏大統領選「マクロン氏の勝利確実」 | NHKニュース

エマニュエル・マクロン（ 1977年12月21日 – ）

フランスの政治家。29歳の時、高校時代のフランス語の先生であった24歳年上の女性と結婚している。

中道左派の立場から小さな政府志向の緊縮財政政策を実行したビル・クリントンらによる「第3の道」路線を踏襲する。

大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定（TTIP）締結を訴えていることなどから、自由貿易を促進するグローバリズムの支持者と目される。

外交面では親イスラエル路線を採用し、パレスチナの国家承認に否定的な立場である。

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