浅田真央が現役引退を表明したブログ全文
|
|
浅田真央が現役引退を表明したブログ全文
復帰してからは、自分が望む事が出来ず、悩む事も
女子フィギュアスケートのバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央(26=中京大)が10日、ブログで引退を発表した。
「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。
ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。
実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。
そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。
このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました
」(原文のまま)浅田 真央(あさだ まお:1990/9/25生)
愛知県出身のフィギュアスケート選手。
姉はスポーツキャスターの浅田舞。
5歳の時、姉の舞と共に名東フィギュアスケートクラブに入会。
同クラブには安藤美姫も所属していたという。
2010年のバンクーバーオリンピックの銀メダリスト。
女子シングル史上初めて、1つの競技会中に3度の3回転アクセルを成功させた。
父親は元売れっ子ホストで、後に自身でもホストクラブを経営していたとか。
母親は2012年、肝硬変の為、逝去している。
2013年、ソチ冬季オリンピックのシーズンを限りに引退する意向を表明するも、2015年、公式ブログにおいて、現役続行の意思を明らかにした。
動画
浅田真央引退