親が亡くなったあと、高齢ひきこもりはどうなるのか?
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1: エメラルドフロウジョン(東京都) [DE]:2016/10/13(木) 14:23:14.41 ID:9Ze2ujAy0.net
僕は、貧困支援(「18才以降に本格的にPTSDが出現しながらも、行政支援からは離されていく人々」の支援)をいろいろな支援機関とともに行ないながらも
「高齢ひきこもり」の支援は引き続き行なっている。
「高齢ひきこもり支援」とは、「高齢ひきこもりをもつ高齢化した保護者支援」のことで、それは面談支援が大半だ。
現在よく出会うのは、本人40才超え、保護者(主として母)75才前後という組み合わせだ。
高齢化のために夫も生存している場合も多いが、夫=男性ジェンダーは、生存していたとしてもほぼ高齢ひきこもり子どものことには関心が向かなくなり、自らの老後生活を淡々と過ごしていることが多い。
母=妻=女性ジェンダーの人々は75才になったとしてもまだ割合とお元気で、かといって体力の衰えも隠せず
40代で相変わらずひきこもり生活を送る子どもを眺めつつも、「これでいいんだろうか」と心配している。
そんな母親に対して僕は、以前当欄にも書いたように、「75才を過ぎたらとにかく90才まで生きましょう!」と励ます
(おかあさん、90才まで生きましょう!!~思春期は40才で終わる)。
子どもを25才で産んだ場合、母が90才になると子は65才になり子本人の年金取得年令になる。30才で産んだ場合は
95才まで生きると子が自身の年金を受け取ることができる。
だから、子の国民年金を代わりに親が支払うことは絶対条件となる。25年と言わず40年かければ満額6万7千円ほどをゲットできる
(これが法改正で25年から10年に短縮されようが、受取額が少なくなればあまり意味はないものの、まあ「ないよりはマシ」程度だ)。
それまでは母が受け取る遺族年金で生活していくことになる。だから、母が90才あるいは95才まで生きることは必要条件だ。
最近は、そんな母たち(現在75才程度)から、「私が死んだあとはどうなるんですか」という質問をよく受けるようになった。
65才まで仮に就労体験がまったくない人が、いかに60代になり多少の精神的余裕ができたとしても、10万円程度アルバイトで稼げるかととわれれば、そこは甘くはないだろう。
現実としてはアルバイトすらあまりできず、自分の国民年金6万ほど(親が満額分かけていたとして)に足りないいくらかは、「親が残した預金」を頼りに生きていくことになる。
http://blogos.com/article/193333/