「息子の結婚相手がイヤ!」毒親を斬った毎日新聞 人生相談の回答が話題に
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「息子の結婚相手がイヤ!」毒親を斬った毎日新聞 人生相談の回答が話題に
1:リサとギャスパール ★:2016/07/20(水) 13:48:46.20 ID:CAP_USER9.net
2016年7月18日朝刊の「毎日新聞-人生相談」にて、小説家・高橋源一郎先生が回答した内容が絶賛されています。
『29歳次男の交際相手に夫婦で納得できず悩んでいます。
相手は27歳で遠距離交際が3、4年続き、そのうち熱が冷めると思っていたら「結婚を認めて」とあいさつに来ました。
相手の服装や第一印象が悪く、将来子どもに宿題を教えられるのかも疑問です。
子に忠告するのは親の役目だと思っています。
私たちが認めれば誰も苦しまないのですが、どうしても彼女との結婚は許せません。(55歳・女性)』
『正直に申し上げて、なにが問題なのか、わたしにはわかりませんでした。
憲法24条には「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し」と書いてあります。
ご次男とその女性が結婚したいと思っていらっしゃるなら、それを止める権利は誰にもない、ということです。
こうした婚姻の条件は大日本帝国憲法にはありませんでした。
当時は、家長の意向を拒否することは難しかったのですね。
ご次男の結婚を「認められない」? 「許せない」?
その「上から目線」のことばづかいが、そもそもわたしにはまったく理解不能です。
あなた方は、ご次男を自分の所有物だと思っているのですか?
ご次男は、独立した人格をもった大人なので、そもそも、あなた方に「認めてください」という必要もないのです。
なのに、子としての礼を尽くして、わざわざ、そうおっしゃった。立派な方だ。
それにいちゃもんをつけるなんて、非礼なのは、あなたたちの方でしょう。
百歩譲って、その女性が、どうしても気に食わないということは事実だとしましょう。
その場合、親というものは、「この女性の良さが、わたしにはどうしてもわからない。
けれども、息子が好きになったぐらいだから、わたしにはわからない良さがあるのだろう。
なんとか頑張って理解してみよう」と思うものじゃないでしょうか。
人生のめでたい門出にあたって、理不尽なケチをつけられているご次男たちが気の毒です。(作家)』
http://mainichi.jp/articles/20160718/ddm/013/070/037000c
母親は息子を思うあまり、藁にもすがる思いで相談を寄せたのではないでしょうか。
しかし、息子の結婚相手は、親の不安を埋めるものではありません。
親として子どもを見届ける姿勢を改めるべきと、あえてバッサリと斬った高橋源一郎先生でした。
http://feely.jp/48340/
(2016年07月19日)