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「自分にふさわしい終わり方を」・・・増える“直葬” 変わる弔いの形

   

「自分にふさわしい終わり方を」・・・増える“直葬” 変わる弔いの形

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1:孤高の旅人 ★:2019/06/24(月) 10:12:44.03 ID:v+5+rrJL9.net
「自分にふさわしい終わり方を」――増える“直葬”変わる弔いの形

親類や知人が通夜に集まって故人をしのび、翌日には葬式・告別式で送り出す。そんな葬儀の「定型」が変わりつつある。通夜や告別式を行わずに遺体を火葬場に送り、それを最期とする「直葬」が増えているのだ。直葬を選ぶ人の事情とは――。(ノンフィクションライター・熊谷祐司/Yahoo!ニュース
特集編集部)

年齢とともにお葬式の必要がなくなる

今年80歳を迎える東京都の山下幸三さん(仮名)は、自分がやがて人生の終わりを迎えるときは「直葬」と決めている。
山下さんは10年ほど前から都内の介護付き有料老人ホームで暮らしている。未婚で妻や子どもはいない。今は毎日、1時間半ほどの散歩を欠かさず、元気に生活している。2人の兄も健在で、いずれも都内で暮らしている。

山下さんは、60歳で大手企業を退職。もともとは、多くの参列者が集まる普通の葬儀で送り出してほしいと望んでいた。だが、年齢を重ねるなかで心境が変化した。

「定年退職から5年、10年と過ぎるうちに、だんだんと会社時代の仲間とも疎遠になっていきます。年賀状も年々減っていき、先方から〈80歳になるので来年からは年賀状を失礼させていただきます〉と最後の年賀状が届くようにもなりました。付き合いがあった親戚も少なくなり、葬式を開いても来てくれる人は数えるほどでしょう。直葬のほうが、今の私にふさわしい終わり方だと思うようになってきたのです」

生前の親から「お金をかけなくていいよ」

直葬は、通夜や告別式などの儀式を行わない、火葬のみの葬儀形式だ。法律で死後24時間以内の火葬、埋葬は禁じられているため、それまで遺体は自宅や病院などに安置する必要がある。その間、近親者が故人の顔を見ながらお別れすることも、納棺に立ち会って送り出すこともできる。身内だけで通夜や告別式を営む家族葬よりさらにシンプルな形だといえる。

2017年に公正取引委員会が発表した「葬儀の取引に関する実態調査報告書」によれば、葬儀の種類別での年間取扱件数で「増加傾向」にある葬儀の種類を葬儀業者に尋ねたところ、直葬は26.2%と家族葬(51.1%)に次いで高い数値となった。また、葬祭の業界団体が設立した冠婚葬祭総合研究所のアンケート調査で、世代別の消費者に直葬の意向を尋ねたところ、800人ほどの団塊世代(65?69歳、2016年)では「自分の葬儀は直葬でいい」と答えた人は、「そう思う」「ややそう思う」が53%と半数以上を占めた。直葬は広がりつつあることが見てとれる。

6/24(月) 7:47 配信
https://news.yahoo.co.jp/feature/1358

元記事:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1561338764

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