日本人の9割「自分は中流だと思う」 内閣府の調査で判明
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1: 栓抜き攻撃(やわらか銀行):2016/10/05(水) 09:15:11.67 ID:w+FDo9dw0.net
長年、貧困支援に携わってきた藤田さんは、貧困当事者が自分を貧困だと認識しておらず中流意識を持っている、と指摘する。
「だからみんな保守的になるんですよね、このままでいいと思っているから。貧困と隣り合わせで生きているのに、中ぐらいだと思っている」
「非正規でも仕事はあるよと。いや仕事があるだけましか、とか。レベルがそうとう低いんですよね。
月収10万円あって良かったとか。けれども、月10万円で健康で文化的な生活なんてできないでしょう」
ここで著者はスペインの失業中の青年が言ったことを思い出す。「僕はまず、政治は貧困と格差を何とかしなければならないと思うし、
せめて社会は若者が家庭を持って子供を育てていける場所でなければならないと信じる」
日本の若者が結婚や子育ては普通の人間にはできないぜいたくなことだと言うのに対し、スペインの若者は、結婚や子育てといった
普通のことぐらいできる世の中にしろと憤る。この違いは何から生じているのか。
内閣府の調査では、いまだに日本人の9割が中流意識を持っているという結果が出ている。一億総中流主義とでもいえる思想がある。
だから、日本で貧困問題が表面化すると必ず「でも日本人はまだ○○ができるんだから豊か」という人が出てくるし、「私は貧困の当事者」
という人に対して、「働け! 死ぬ気で働け!」と罵る人がいる。
「日本では権利と義務はセットとして考えられていて、国民は義務を果たしてこそ権利を得るのだということになっています」と
自立生活サポートセンター・もやいの大西さんが言うように、日本で「(税金)支払い能力がない人々」に尊厳はない。
何より「払えない」本人が誰よりそう強く思っている。これは、「人間はみな生まれながらにして等しく厳かなものを持っており、
それを冒されない権利を持っている」と考える欧州との違いだ。
続きはソースで
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160925-00012054-davinci-life