配偶者控除見直し、賛成?反対? 賛否が真っ二つに 収入の「103万円の壁」は必要なのか?
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配偶者控除見直し、賛成?反対? 賛否が真っ二つに 収入の「103万円の壁」は必要なのか?
1: レインメーカー(宮城県):2016/09/24(土) 15:59:33.59 ID:xvvq7tJL0
賛否両論! 配偶者控除
パートで働く女性などの働き方を制約していると言われている税金の仕組みが所得税の「配偶者控除」です。
妻の収入が一定の水準を上回ると夫の税金が増える仕組みになっているからです。政府は女性の社会進出を
促そうと、この税制の仕組みの見直しを検討していますが、共働き世帯や子育て世帯など、家庭の事情によって
意見はさまざまです。(経済部・寺田麻美記者)
■パートに制約 103万の壁
「101万6930円」、「99万7070円」…
東京都内にある訪問介護の会社で働くヘルパーの給与明細にある年間給与の額です。いずれも100万円程度。
この会社の営業部長は「103万円を意識して、このような働き方をしている人が多い」と話します。
このような働き方の背景には所得税の配偶者控除があります。配偶者控除は配偶者の給与収入が年間で
103万円以下の場合、所得から一律38万円を控除する、つまり差し引く仕組みになっていて、税が軽減されます。
例えば、夫が妻を扶養し、妻の給与収入が103万円以下の世帯の場合、夫の所得税率が10%なら、配偶者控除によって、
年間3万8000円、税金が減る計算になります。
企業の中には、この仕組みにあわせて、配偶者の年収が103万円以下の従業員に家族手当などを支給している
ところもあります。こうしたことから、税金が増えたり、手当が打ち切られたりするのを避けるため、年間の給与収入が
103万円を超えないように、配偶者が労働時間を抑える傾向があります。
これが、よく言われる“103万円の壁”です。
http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/still/biz_0920_01_graph.jpg
つづく