小さい姉妹が車内で死んだ事件、母は3夜連続で放置・飲酒していた
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小さい姉妹が車内で死んだ事件、母は3夜連続で放置・飲酒していた
■遺棄致死 母を起訴
高松地検は24日、竹内容疑者を保護責任者遺棄致死罪で起訴した。
起訴状によると、竹内容疑者は2日午後9時13分~3日午後0時22分、市内の駐車場に止めた乗用車に、長女の真友理まゆりちゃん(6)と次女の友理恵ゆりえちゃん(3)を放置し、熱中症で死亡させたとされる。地検は竹内容疑者の認否を明らかにしていない。
竹内容疑者はこの間、近くの繁華街で2軒の飲食店をはしごし、3軒目で知人男性と合流。明け方まで飲酒後、男性宅で過ごしたことが、これまでの捜査で分かっている。捜査関係者によると、竹内容疑者は1日から2日にかけても繁華街の飲食店を訪れていた。姉妹を車内に放置し、飲酒していたことを認めたという。
竹内容疑者は1日早朝も娘を連れて繁華街近くのコンビニエンスストアを訪れており、県警は3夜続けて子どもを車内に残したまま飲酒していたとみて、裏付け捜査を進めている。
竹内容疑者は逮捕当初、県警の調べに「エンジンをかけ、エアコンをつけたまま車を離れたが、戻ってみると止まっていた」などと説明していたが、「子どもが眠っているのを確認し、エンジンを切り、窓も閉めた」と供述を変えていた。
当初は自宅や実家で姉妹を寝かしつけていたが、飲み歩くことが増え、「家族に注意され、預けられなくなった。昼間は母親としてしっかりしていた自信があり、娘が寝ている夜なら飲みに行ってもいいと思った」とも供述。夫には「実家に行く」と告げ、実家には「自宅に戻る」とウソをついていたという。
■父はいつも一緒…目撃談「子どもたちを大事にしていた」
真友理ちゃんと友理恵ちゃんは、シンデレラごっこやアンパンマンがお気に入りで、近所でも評判の人懐こい姉妹だった。
自宅近くの住民や関係者によると、休日は父親が運転する車で、姉妹が好きだったという香川県内の水族館などに家族で外出。父親が経営する会社の従業員と散歩に出かけたり、自宅でバーベキューをしたりする姿も頻繁に目撃されていた。姉妹は従業員に会うと、「お疲れさまです」と駆け寄っていたという。
父親は夕方になると仕事を一度切り上げて姉妹を風呂に入れ、その後、深夜まで残業するのが日課だった。住民らは「休日にはビニールプールで遊んだり花火をしたりして、子どもたちを大事にしていた」と話す一方、竹内容疑者については「ほとんど見かけなかった」と口をそろえる。
来年、小学校に入学予定だった真友理ちゃんのために、8月には机やベッドが買いそろえられていた。自宅からは、真友理ちゃんが「おかあさんだいすき」などと書いた折り紙が見つかっているという。
2020/09/25 07:27 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200925-OYT1T50056/
★1が立った時間 2020/09/25(金) 08:20:52.29
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