WHOテドロス「世界は俺の言うことを聞かなかったからパンデミックになったのだ。その国に責任がある」
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WHOテドロス「世界は俺の言うことを聞かなかったからパンデミックになったのだ。その国に責任がある」
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長
は27日、WHOは新型コロナウイルスに関して早期から最高レベルの警告を発してきたと述べ、
WHOの忠告に従わない国があったことに遺憾の意を示した。
テドロス氏は記者会見で、WHOは中国以外で確認された感染者が82人のみだった1月30日に
新型ウイルスの流行に警鐘を鳴らしたと指摘。
「世界はあの時、WHO(の忠告)に注意深く耳を貸すべきだった」と言明した。
同氏は、WHOが1月30日、新型ウイルス流行が「最高レベルの緊急事態」であると発表した際に
「各国はあらゆる公衆衛生上の措置を講じることができた」と指摘。
「WHOの忠告に耳を貸すことの重要性は、これで十分に示せるだろう」と述べた。
さらに、「われわれは全世界に、包括的な公衆衛生対策を実施するよう勧告し、(感染者の)発見、
検査、隔離、接触者の追跡を呼び掛けた」と言明。
「皆さんも自分で確認してみるといい。これに従った国の状況は他の国より良い。これは事実だ。
(WHOの忠告を)拒否するか受け入れるかはその国次第だ。各国それぞれに責任がある」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000001-jij_afp-int