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新型ウイルスを警告した李医師の死に国民の怒り爆発 共産主義体制批判、言論の自由求める声も
1: 2020/02/08(土) 05:23:36.43 ID:oMe4M/If9
眼科医で、34歳で亡くなった李文亮(Li Wenliang)医師は、昨年12月に新型ウイルスについて警鐘を鳴らした8人の医師のうちの一人。
だが李医師らはその行為のために、湖北省当局から訓戒処分を受け、検閲の対象とされた。
中国の不正監視当局はこの問題に関し、調査を行うことを明らかにした。
今月1日にウイルス感染が確認された李医師は先月下旬、地元警察から、これ以上「違法行為」をしないとする合意書への署名を強制されたと、中国版ツイッター(Twitter)「微博(ウェイボー、Weibo)」に投稿していた。
李医師によると、昨年12月に重症急性呼吸器症候群(SARS)を想起させる症状を示す患者がいることに気付き、同僚らにグループチャットで予防策の強化を呼び掛けることに決めたという。
警察から出頭を求められたのはその後だった。
湖北(Hubei)省の武漢市中心医院(Wuhan Central Hospital)7日朝、李医師が犠牲者の一人に加わったことを微博で発表すると、無数の追悼コメントが寄せられ、李医師はソーシャルメディア上で英雄とたたえられた。
ここ数週間、微博上では湖北省関係者らへの批判が削除されることなく広がっており、これは問題の矛先を中央政府ではなく同省当局に向けさせる動きとみられていた。
しかし李医師の死後には、地元当局に対する怒りをはるかに上回る批判が巻き起こり、国の共産主義体制そのものの体質を疑問視する見方も出た。
今回の問題を受けて、共産党が支配する同国でより大きな自由を要求する機会とみなす人も多く、「言論の自由が欲しい」「言論の自由を要求する」といったハッシュタグが現れては、検閲により削除されている。
ある微博ユーザーは「中国国民には、一種類の自由しか許されていない。
その自由は、国から、共産党から与えられた自由だ」と投稿した。
言論の自由と李医師の死に関する複数のハッシュタグは、7日の午前中に微博の検索結果から消えた。
しかしある微博ユーザーは「削除されたらまた投稿しよう。私は言論の犯罪化に反対する」と書き、この投稿は数千回シェアされた。
死の直前、自身が集中治療室にいること、また動作や呼吸が困難だと明かしていた李医師は、微博にこんな言葉を残している。
「ネット上の友人たちから、こんなにも多くの応援や激励をもらって、気分がより軽くなりました。皆さん心配しないでください、治療に積極的に協力して、早く退院できるよう頑張りますから!」
(画像)
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(全文・全画像)
https://www.afpbb.com/articles/-/3267301