【!?】実は4Kテレビは画面が暗いらしい・・・
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あの4Kテレビが「暗い」というとんでもない衝撃 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
松田 史朗 : 朝日新聞 記者 2019/11/01 5:15
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比べてみるとその差は歴然
筆者は今春、この電器店などが「お客から『4K放送が暗く見える』との苦情を受けた」との情報を得て取材を開始した。実際に暗く見えるのかどうかを確かめるため、同じ大手電機メーカー製の同機種58型の4Kテレビを2台並べ、一方には外付けの4Kチューナーをつないで、同じ番組で2K放送と4K放送を同時に見比べてみた。
すると、実際に4K放送のほうが明らかに暗く見えた。双方のテレビの明るさ調整を「最大」にすると、明るさの差は縮まったものの、4K放送に出演した人の顔(ほほ)が、白く浮き上がる感じになり、映像のバランスが悪くなった。
なぜ、2Kよりも4Kが「暗く見える」のか。その原因を探るため、実験結果をもとに、4Kテレビを販売する大手メーカーや4K放送を担当するBS放送局の技術者、専門家ら数十人に取材した。
その結果、4Kテレビに外付けのチューナーをつけた場合に暗く見えるケースが目立つことや、これまでに販売された4Kテレビのうち相当数に上る機種で、4K映像の明るさや鮮明さを正確に表現する能力が十分に備わっていないことがわかってきた。
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東芝以外の4社は最大輝度を「非公表」
国内大手メーカー5社(東芝、パナソニック、シャープ、ソニー、三菱電機)への取材で、自社の4Kテレビの最大輝度を明かしたのは東芝のみだ(500~800nitと回答)。それ以外の4社は「非公表」だった。複数のテレビ技術者などへの取材では、これまでに販売された大手の4Kテレビの最大輝度は300~800nit程度で、実際は500nit前後の機種が多いという。
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