京大教授「地方疲弊の重大原因は“クルマ依存症”です。乗らずに歩きましょう!」 その理由はこうだ!
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京大教授「地方疲弊の重大原因は“クルマ依存症”です。乗らずに歩きましょう!」 その理由はこうだ!
夕刊より。”自家用車”の”自己運転”に頼り切らないライフスタイルや地域のシステムができれば、地方でももっと暮らしやすくなるかもしれません。#特集ワイド:進む高齢化 地方暮らしの「足」どう確保? 車を持たず、助け合いで 運転はリスク – 毎日新聞 https://t.co/SkhSOJJKxC#交通 #自動車
— 毎日新聞長崎支局 (@mai_nagasaki) 2019年4月10日
「地方が疲弊している重大な原因は、クルマに依存しきっている点にこそあるのです」
この刺激的な駄目出しは、藤井聡・京都大大学院教授(都市社会工学)の持論である。地方創生には「クルマ依存症」からの脱却しか道はないと訴える。その理由はこうだ。
モータリゼーションの進展で鉄道が寂れ、駅前商店街はシャッター通りになり、地元商業に大きな打撃を与える。一方、郊外に建てられ、広い駐車場が整備された大型ショッピングセンターには地元の住民らが集まるが、「地域外の大資本」によってつくられた店であり、利益の大部分は地域外に流出する。つまり住民の金が大都市に吸い上げられる構図で、地域経済はさらに疲弊する。地元自治体への納税額も減り、行政サービスは劣化する--。
負のスパイラルから脱出する策はあるのか。藤井さんは著書「クルマを捨ててこそ地方は甦(よみがえ)る」(PHP新書)で、次世代型路面電車(LRT)を導入した富山市や、ローカル鉄道を再生して地域の足を確保した和歌山市など、各地の成功例を紹介している。また、毎週出演しているKBS京都のラジオ番組では「クルマに乗らずに歩きましょう」と頻繁に訴えている。
ソースより一部抜粋
http://mainichi.jp/articles/20190410/dde/012/040/008000c?inb=ra