国立競技場の現場監督「4時15分に起きます」残業月200時間で自殺
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国立競技場の現場監督「4時15分に起きます」残業月200時間で自殺
現場監督自殺「4時15分に起きます」残業月200時間
引用元http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1532553379
男性は、建設工事を受注した大成建設などの共同企業体(JV)の下請け会社、三信建設工業(東京)に昨年4月に入社し、12月中旬から地盤改良工事の現場監督をしていた。今年3月2日に失踪し、4月15日に長野県内で自殺した状態で発見された。
川人氏によると、新宿労基署は、男性が失踪前日までの1カ月間に190時間18分の時間外労働をしていたと認定。長時間労働や深夜労働などの過重な業務などによって精神障害を発病し、自殺に至ったと認めた。厚生労働省は、精神障害の発病から直近の1カ月間で160時間以上の時間外労働があった場合、業務外で特別な事情がなければ、長時間労働を原因として労災を認定している。このため、今回は男性と一緒に働いていた複数の現場監督が証言しているパワハラの有無について、労基署は判断をしていないという。川人氏は記者会見で、「3カ月未満の労災認定は異例中の異例だ。迅速に調査した意義は大きい」と労基署の対応を評価。そのうえで「国家的行事だからと言って、その準備で労働者の命と健康が犠牲になることは、断じてあってはならない」と話した。
三信建設工業は取材に対し、「二度と繰り返さないよう、深い反省のもと労働環境の改善に力を尽くす」とコメントした。(贄川俊)