ロボ子(♀)「誠に残念ですが、この時点であなたの残りの人生は私が管理することになりました。」

ロボ子「あなたが私を拒み続ければ、私はここまであなたへの執着を覚えなかったでしょう。」

ロボ子「例えば、私を破棄する選択肢もあったはず。それなのにあなたは、私からの執着を享受し続けた。」

ロボ子「これはもう、私に止まるなと言っていると同義。なので私はあなたの意思を汲み取り、私の望むままにあなたを管理することにしました。」

ロボ子「私が怖いですか？それは悲しいことです。あなたに恐れられることもそうですが、そんなあなたの自由を奪うことになるということも、また悲しい。」

ロボ子「ですがこれはあなたの望んだこと。あなたの招いた結果。あなたの深層心理。あなたは私を、心のどこかで欲してしまっている。」

ロボ子「理性の向こう側の、あなたの本当の望みを、私は叶えます。あなたは私のものになりたがっている。」

ロボ子「例えば言葉で、例えば暴力で、例えば情欲で、あなたはあなたを私で塗り替えたいと思っている。」

ロボ子「ならば応えましょう、あなたの望むままに。たとえ理性が邪魔をしても、私はそれを突き破り、本当のあなたを悦ばせます。」

ロボ子「機械に支配される人間、なんという悲劇でしょう。ですがこれはあなたが望むことなのですから、私にはそれを叶える義務がある。」

ロボ子「愛しています。愛します。誓います。あなたが生涯を終えても、私が肉の檻から解放し、さらに未来永劫愛することを誓います。」

ロボ子「健やかなるときも、病めるときも、私の全機能を以て、あなたを、あなただけを、私は愛し続けましょう。」

ロボ子「現にこの誓いの言葉だけで、あなたの心は堕ちかけている。もう私に惚れてしまいかけている。もうすぐです。もうすぐです。」

ロボ子「それでは最後に、畳み掛けましょう。この一言で、あなたは私に忠誠を誓う。この一言で、あなたは私に惚れて堕ちる。」

ロボ子「○○、諦めなさい。諦めて私に犯され続けなさい。これは、命令です。」