【怖すぎ】ベッドで「寝ながらスマホ」をやりすぎると一時的に失明するらしい・・・
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【怖すぎ】ベッドで「寝ながらスマホ」をやりすぎると一時的に失明するらしい・・・
スマートフォンで一時的に「失明」 就寝前後の寝ながら操作にご用心
~(略)~
22歳の女性にその症状があらわれたのは来院する1年ほど前から。夜になると右眼に視力障害で出るようになった。右眼で認識できるのは物体の輪郭だけ。その症状は1週間に2、3回のペースで起こっていたが、やがて毎晩発症するようになる。眼の検査や視力障害を引き起こす循環器系疾患の検査、MRIなどを実施しても結果に異常はみられない。彼女は飲酒や喫煙、ドラッグもやらない。食生活にも問題はなかった。
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医師たちは患者から詳しい経過を聞いているとおかしな共通点に気づく。ひとつは体に異常はないが、限られた時間だけ片眼に障害がおこっていたこと。もうひとつはスマートフォンの使用だ。1人は暗闇でベッドに横たわりながらスマホを操作した数分後に症状があらわれた。そして、もう1人も起床前にベッドでスマホを使った後に発症していた。2人の研究者が自ら被験者になりスマホの影響を調べた。
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原因解明の鍵は“明順応”と“暗順応”2人の研究者はSamsungのGalaxy S4の画面を暗闇で最大限明るくし、片眼で10分または20分間使い続ける。そして、視力の回復や感度の変化を調べた。暗闇でスマートフォンを使って明暗順応の変化を調べ、患者の身に起こったことを明らかにするためだ。
ベッドの上にいた2人の患者になにがおこっていたか。実は暗い部屋のベッドで横になりスマホを使っていると、枕がスマホからの光をさえぎり片眼だけ暗順応し、もう片方の眼はスマホの光で明順応している状態になっていた。
そこで暗い部屋でスマホの明かりを消すと、スマホの画面で明順応していた片眼は感度が落ちているので何もみえなくなる。だから、眼に障害が起きたと患者たちは思っていたのだ。
患者はベッドでスマホを使っているときに片眼が明るく、片眼が暗いと意識しているわけではない。しばらくすると暗順応が起こり視力は回復するのだが、患者は片眼だけが失明したと思っていたのだ。
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http://sciencenews.co.jp/2016/07/16/post-2834/より一部引用