【悲報】「土用の丑（うし）の日」を前に、大量の生きた『ウナギ』が日本に輸入される -成田空港

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071900642&g=soc

　３０日の「土用の丑（うし）の日」を前に、ウナギの輸入がピークに入った。成田空港内の貨物施設では１９日、東京税関の職員が、生きたまま空輸されたウナギの通関作業に追われた。

　ウナギ専門商社「丸勝」（千葉県成田市）の西勝光治社長によると、丑の日前の２週間には、通常の約３倍のウナギを輸入する。この日だけで３トン、約１万５０００匹の活ウナギが中国や台湾から届いた。昨年１１月から通関が空港内で行えるようになって１日ほど早く出荷できるようになり、早ければ到着翌日の昼には飲食店などで提供されるという。

　仕入れ値は昨年より３割程度高めだが、西勝社長は「シラスウナギの量が豊富で若いうちに輸出されたウナギが多く、ふっくらとした食感が期待できる」と話した。

３０日の「土用の丑（うし）の日」を前にウナギの輸入がピークを迎え、台湾から空輸された生きたままのウナギを検査する東京税関の職員（制服の２人）＝１９日午後、成田空港