【朗報】カブトガニの採血、段階的に廃止されることが明らかに 製薬会社が発表
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【朗報】カブトガニの採血、段階的に廃止されることが明らかに 製薬会社が発表
医療現場で使われるカブトガニの“青い血”。今後採血されなくなる模様
image: twitter/AsapSCIENCE
アメリカでは毎年約50万匹のカブトガニが捕獲され、その血液が採取されている。この血液はLAL(Limulus amebocyte lysate)と呼ばれており、主に医薬品や医療機器に付着した目に見えない菌類などを検出する際に使われている。
近年このカブトガニからの採血の様子がネット上で話題となり、この光景が衝撃的であるため動物虐待ではないかといった批判的な声が上がっていた。
今回、このLAL製造する米国の大手薬品会社Eli Lilly and CompanyはこのLALの製造を段階的に廃止し、天然素材の科学化合物に代替する方針であることを公表したという。