【悲報】世界で最も絶滅が危惧される『イルカ』の人工繁殖プロジェクト終了 捕獲した個体が死亡した事故により メキシコ
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【悲報】世界で最も絶滅が危惧される『イルカ』の人工繁殖プロジェクト終了 捕獲した個体が死亡した事故により メキシコ
2016年の調査において個体数が約30頭ほどしかいないということが明らかになった希少なイルカ
image:iflscience
世界でもメキシコ(カリフォルニア湾北部)にのみ生息するイルカ『コガシラネズミイルカ(学名:Phocoena sinus)』。この生物は近年混獲などにより生息数激減し、最近の調査では約30頭にまで個体数を減らしている世界で最も絶滅が危惧されているイルカだ。
メキシコでは国際的な研究者チームがこのイルカを保護するため、残り少ない幾つかの個体を捕獲し人工的に増やそうというプロジェクトを開始。しかしその結果、捕獲した貴重なメスの成体が衰弱死死んでしまった。
そのような経緯もあり、先日、メキシコ政府と環境保護団体vaquitaはコガシラネズミイルカを捕獲し人口繁殖させるプロジェクトを終了させる予定であると発表した。