研究者「約30頭しかいない絶滅危惧種のイルカを守るにはどうすれば? そうだ捕獲して繁殖させよう!」結果 → 捕獲した個体が死ぬ
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研究者「約30頭しかいない絶滅危惧種のイルカを守るにはどうすれば? そうだ捕獲して繁殖させよう!」結果 → 捕獲した個体が死ぬ
絶滅危惧種を救おうとした研究者らの試みが悲惨な結果に・・・
By Paula Olson, NOAA – http://www.fisheries.noaa.gov/pr/species/
mammals/porpoises/vaquita.html, Public Domain, Link
世界でもメキシコ(カリフォルニア湾北部)にのみ生息するイルカ『コガシラネズミイルカ(学名:Phocoena sinus)』。この生物は近年混獲などにより生息数激減し、最近の調査では約30頭にまで個体数を減らしている世界で最も絶滅が危惧されているイルカだ。
メキシコでは国際的な研究者チームがこのイルカを保護するため、残り少ない幾つかの個体を捕獲し人工的に増やそうというプロジェクトを開始。その結果、初めてメスの成体の捕獲に成功したのだが、残念なことにその後衰弱し死んでしまったという。