【自然】「わや!」函館の沖にマンタやマンボウなど巨大熱帯魚が次々と。異変だらけの北の海
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【自然】「わや!」函館の沖にマンタやマンボウなど巨大熱帯魚が次々と。異変だらけの北の海
引用元: 【自然】「わや!」函館の沖にマンタやマンボウなど巨大熱帯魚が次々と。異変だらけの北の海
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000007-hokkaibunv-hok
北海道の海に異変が起きています。イカやサケが例年にない不漁の一方、
函館沖では熱帯の魚が揚がっています。北の海はどうなってしまうのでしょうか。10月、函館沖で操業する定置網漁船で信じられない光景が広がりました。
漁師:「わや!」
船上ではねる何匹もの見慣れぬ魚。ぼうぜんと見つめる漁師たち。
エイの一種マンタの仲間です。マンタは本来熱帯の海に生息し、ダイバーに人気の魚です。水揚げしても
売れないため、クレーンで海に戻されました。手間のかかる厄介者の出現は、何を物語っているのでしょうか?
マンタに遭遇した漁師:「昔は揚がっていなかった。暖流の見たこともない魚が
(網に)入ってきている。水温が変わってきているのは確か」さらに、こんな魚も…。
大きなヒレを動かす奇妙な魚。こちらも函館沖の定置網に入りました。
体長3.5メートル、重さ1トン以上。ウシマンボウです。こちらも暖かい海にすむ魚で、
専門家も驚きを隠せません。函館頭足類科学研究所 桜井泰憲所長:「これが実物大で非常に大きい。初めて見た」
このマンボウは、あまりに大きく解体できなかったため、そのまま海に返したということです。
函館沖では、名産のスルメイカが過去10年で最も不漁となる一方、西日本で
養殖が盛んなブリ漁が好調など、海に異変が起きています。函館頭足類科学研究所 桜井泰憲所長:「日本海(の水温)は100年で2.5℃くらい
上がっている。(今後は)南の魚が、より北に上がってくる」北海道で増える熱帯の魚たち。ただの厄介者となってしまうのか?それとも何か
活用法はあるのでしょうか?▼動画