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LEDの光だけで野菜を育てる「植物工場」…閉鎖 一般農家の野菜に比べの倍以上のコストがかかり赤字に

   

LEDの光だけで野菜を育てる「植物工場」…閉鎖 一般農家の野菜に比べの倍以上のコストがかかり赤字に

引用元: LEDの光だけで野菜を育てる「植物工場」…閉鎖 一般農家の野菜に比べの倍以上のコストがかかり赤字に

1: ジャンピングDDT(やわらか銀行) 2016/10/06(木) 22:23:02.32 ID:mhtXJblM0 BE:528692727-BRZ(11000)

東芝は2014年に事業を始めた「植物工場」を閉鎖すると発表した。レタスなどの野菜の生産、販売も終了する。

東芝の植物工場は、神奈川県横須賀市の建屋を生かし、雑菌の侵入を制限した「クリーンルーム」で野菜づくりに取り組んだ。 雑菌による傷みが少ないため、無農薬でも長期保存ができるのが特徴だった。

工場のクリーンルームは、集積回路(IC)をはじめわずかなチリやホコリが命取りとなるような電子部品などを製造するために 利用することが多かった。しかし国内では生産計画の変更などで使わなくなった「遊休施設」も増えている。

2014年には遊休施設の新たな使い道を探る試みとして、植物工場が次々と登場したが、残念ながら東芝は「選択と集中」の観点から、 2016年12月末で閉鎖を決めた。
(以下略)

http://internetcom.jp/201634/toshiba-plant-end

「夢の植物工場」はなぜ破綻したのか

 建物のドアを開け、階段を上り、見学用のスペースに入る。ガラス越しにとなりの部屋をのぞき込むと、幾段も積み上げられた棚で レタスが育てられている。棚を照らすのはピンク色のLED。陽光の差す田畑と違い、ひんやりとした印象を受ける。 苗を棚に移しているスタッフは、頭から足先まで、肌の露出がほとんどない作業着姿で、農家というより、工場の従業員というほうがやはりしっくりくる。

 じつはこれがクセモノなのだ。

 新会社MIRAIの室田達男社長は、露地栽培、つまりふつうの畑の生産コストを人工光型植物工場が下回る可能性について、
「現状の技術では難しい」と話す。

 データがそれを証明している。室田氏によると、露地栽培のレタスの出荷価格は1キロで300~400円。 これに対し、旧みらいが収支をトントンにするには、せめて1000円で売る必要があった。だが、そんな売り先を 十分に見つけることができず、売価を800円に下げることもあった。当然、採算には合わない。

2013年3月期に 1000万円あった営業利益は、翌年は2億9400万円の赤字に転じ、一年後の赤字は6億2100万円にふくらんだ。

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http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252376/092700065/


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