【リオ五輪異聞】巨大トイレどころじゃない海の汚染「治療不能」の超危険バクテリアも… 選手は命とメダルのどっちを取るか?
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【リオ五輪異聞】巨大トイレどころじゃない海の汚染「治療不能」の超危険バクテリアも… 選手は命とメダルのどっちを取るか?
引用元: 【リオ五輪異聞】巨大トイレどころじゃない海の汚染「治療不能」の超危険バクテリアも… 選手は命とメダルのどっちを取るか?[H28/7/28]
◆巨大トイレどころじゃない海の汚染「治療不能」の超危険バクテリアも… 選手は命とメダルのどっちを取るか?
[産経ニュース 2016.7.28 07:00]開幕が間近に迫ったリオデジャネイロ五輪。ジカ熱を理由に男子ゴルフのトップ4が
相次いで出場辞退を表明したが、テニス界にも波及し、ウィンブルドン準優勝のミロス・ラオニッチらが欠場を明らかにした。ただ、ジカ熱や治安だけが脅威ではなく、出場したばかりに一生健康を害する恐れが改めて指摘されている。オープンウォーターなどの競技が予定されるコパカバーナビーチなど計5カ所で「危険
バクテリア」が検出されたとロイター通信が報じている。2年前から生活廃水の流入でセーリング会場となるグアナバラ湾の水質汚染が問題視されてきたが、五輪組織委員会などは水質が改善されたとして問題視していない。治療が困難な感染を引き起こす恐れがあるとされており、危険と隣り合わせでは出場も覚束ない。AFP通信によると、男子テニスの世界ランク7位ミロス・ラオニッチ(25)と、
女子テニスの同5位シモナ・ハレプ(24)が7月15日、ジカ熱による健康不安を
理由にリオ五輪への出場辞退を表明した。ラオニッチは自らのフェイスブック(FB)で「ジカ熱に関する不透明な状況を含め、さまざまな健康不安を考慮し、今回の決断に至りました」と説明。ハレプもFBで「テニスでのキャリアを終えたあと、子供を持てなくなるというリスクは冒せません」と心境を明かした。===== 中略 =====
ロイター通信は6月11日付で、水泳のオープンウォーターのほかにトライアスロンやウインドサーフィンなどの競技が行われるコパカバーナビーチやイパネマ、レブロン、ボタフォゴ、フラメンゴの計5カ所で泌尿器系や消化管系、さらに肺や血流に治療が困難な感染を引き起こすという危険バクテリアが検出されたと報じた。抗生剤が効かないという。リオの研究者によると、下水処理施設の不備が水質汚染の原因になっている。
===== 中略 =====
五輪組織委は14年10月に五輪開催までに80%程度の浄化を約束したが、15年
8月になって浄化は60%と下方修正した。それでも国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は同時期にリオを訪れ、自ら海に入って安全をアピール。
「重要なのは、選手たちのために競技会場のコンディションを整えることだ」と
語っていた。約束の不履行は明確になった格好だ。===== 後略 =====
全文は下記URLで。
http://www.sankei.com/premium/news/160728/prm1607280001-n1.html