【感涙】ノンスタ井上、109日ぶり涙の電撃復帰
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午後9時51分、舞台終盤に突然、スクリーンに「NON STYLE漫才」の文字が浮かび上がった。ざわつく会場。すると、井上が珍しい黒ネクタイに黒スーツ姿で現れた。12月11日の事故の後、黒スーツ姿で1人で舞台に立ってきた石田は白シャツ、白ズボンの普段の姿に戻り、事故当日の大宮の劇場以来、109日ぶりにコンビが復活。サプライズに約400人のファンから割れんばかりの大歓声がわき上がった。
石田に「なんか久しぶりやな」と言われ、井上は「久しぶりやな」と懐かしそうに会場を見渡した。「なんか、あったん?」と事もなげに聞く石田に、井上は「すごい、あったやんか! お前の方が知っとるやろ」と突っ込んだ。客席に向かって「本当にすみませんでした。これから頑張っていきますんでよろしくお願いします」と頭を下げると、温かい拍手が2人を包んだ。
9分間の漫才で、石田は容赦なく「突っ込む」「ぶつける」といった事故を想起させる言葉で相方をイジり倒し、爆笑をさらった。「オレ、やりたいことあんねん」という井上に「なに? 免許の再発行?」と石田。「すごい言うやん!」と言い返す井上に「そら、そうや! 大体お前は突っ込むこと自体、不謹慎やねんぞ!」。さらに「今日は突っ込み禁止や! ツッコみたかったら謝れ!」と理不尽な要求。謝りっぱなしの井上に、会場は大盛り上がりだった。
舞台終了後、あいさつに再び登場した井上に客席から「おかえり」の声。会場から漏れるすすり泣きに、井上も堪え切れずに涙した。石田は終始、感傷的な様子をおくびにも出さず「昨日、リハーサルやってん。2人で久しぶりに漫才やって、『どうも、ありがとうございました~』ってふと横見たら(井上が)号泣してんねん」と、井上の恥ずかしい姿を暴露。復帰は4日ほど前に決まったそうで、後輩芸人によると、石田もリハーサルではいつになく緊張していたという。井上は最後に、改めて「いろんな方にご迷惑をおかけしてしまった。ひとつひとつお返ししていけるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします」と深々と一礼した。
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