ロシア車メーカー、120万円の「スポーツカー」発売へ
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大胆にも「クリミア」と命名された、ピカピカの新型コンバーチブルは、見た目は、ポルシェ・ボクスターやロータスに
似ているが、お値段はお笑いの、たった約120万円。実は、これはロシア国産車「ラーダ」をベースにしているのだが、
誰も決してそうは思うまい。
この車のデザインは大胆だ。コンパクトで、光沢のあるオレンジと黒のコンバーチブル、スポーティーなスタイル。
エンジンは後部に配置されている。その思い切った外観からして、ベースがロシア車「ラーダ・カリーナ」だとは、
よもや誰にも分かるまい。ところが実は、新型スポーツカーのコンポーネントの70%は、ラーダのそれなのだ。
この誇らしげに「クリミア」と命名された新スポーツカーが、ありふれた大衆車「ラーダ・カリーナ」に基づいているとは、
誰も思うまい。その華麗なデザインには、ロシア人が国産車の名をふつう連想するようなものは皆無だ。
とはいえ、この車のエンジニアによれば、このモデルは、ラーダの生産ラインから事実上独立しているという。
いざというときは、これと同じ車が、エンジニアの要求に合いさえすればだが、ほかのどんなプラットフォームでも
組み立てられる。
このロシア国産コンバーチブルには、VIP、平均、エコノミーの、3つの異なる価格帯がある。外国の類似のモデルとは
違って、価格のカテゴリーごとに、基本デザインのバリエーションの範囲を越えた、機能的な差異がある。例えば、
VIPモデルは、より重くて、より強力なエンジンを備えている。