【性教育】中3女子の67%がwwwwマジかよwwww
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「生徒や保護者の多様性に配慮し、現場は萎縮せず積極的に性教育を行ってほしい」「時代を先取りして教えるのがベストなのか」。授業の経緯が報告された4月26日の都教委定例会では、教育委員から賛否両方の意見が出た。この会合では、「今後、学習指導要領を超える内容を扱う場合には、保護者の了解を得た生徒を対象に個別やグループで指導を行う」とする方針が確認された。
この授業を問題視したのは都教委だった。生徒全員を対象とした授業で、小中高いずれの学習指導要領でも扱わないことを取り上げ、本来高校で扱う避妊や人工妊娠中絶について具体的に説明したためだ。
授業は都議会文教委員会でも批判を受けた。「不適切ではないか」と質問した古賀俊昭都議(自民)は、学習指導要領を超えた内容を扱ったことのほか、「ほかの生徒や参観者の前で性に関する自分の意見を述べさせるのは、生徒の心の中に踏み込むことで配慮が足りない。
一方、学校で性教育の出張授業などを行うNPO法人ピルコンの染矢明日香理事長は、「『発達段階に応じた科学的な情報を伝えることが性行動を慎重化させる』という研究結果が、ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスなどに示されている」と指摘する。
同法人によると、同法人の授業を受けた後、生徒からは「多くの間違った知識が出回っているので冷静に読み取り、判断していくことが大切だと分かった」(中3男子)、「大切な話が聞けてよかった」(中3女子)-といった声が上がった。
アンケートで「今後、妊娠を希望しないときは必ず避妊が実行できる」と答えた生徒は、授業前の44%から授業後には67%に増加したという。
厚生労働省の調査では、平成13年ごろから人工妊娠中絶の実施率は全年代で低下傾向にあるが、28年度には15~19歳の女性1千人当たり5・0件の中絶が行われた。東京都の小池百合子知事は4月27日の定例会見で、今回の議論について「教委や学校現場がどこまで何を教えるか、しっかりと対応策を考えていただくきっかけでもあると思う」と述べた。
5/15(火) 10:29
産経新聞
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