脳死女性、延命55日後に出産 → 生命維持装置を外される ポーランド
|
|
脳死女性、延命55日後に出産 → 生命維持装置を外される ポーランド
1 名前: パロスペシャル(茸)@\(^o^)/:2016/04/20(水) 10:09:20.44 ID:gwro49YV0
ポーランド南部ウロツワフにある大学病院の新生児部門部長バルバラ・クロラク・オレイニク氏は、「このように17~18週目の初期段階にある妊娠状態を、これほど長期間維持することに成功したのは非常に珍しいケースだ」と語った。
この41歳の母親は、昨年末に救急車で病院に搬送され、脳腫瘍による脳死と判定された。
クロラク・オレイニク部長は、AFPの取材に「彼女の家族全員が、子どもの命を救うことを試みてほしいとわれわれに訴えた」と述べ、この男の子が1月に妊娠26週目で生まれたことを明らかにした。
「長い55日間の闘いだった。われわれ医師チームは、この小さな男の子にできるだけ大きく育ってもらいたいと願っていたが、命が危険にさらされる状況となったため(帝王切開による)分娩を選択した」
男児の出生時の体重は1キロにすぎなかったが、3か月間の集中治療後には3キロにまで成長した。また「合併症も全くみられない」との理由から、先ごろ退院している。
クロラク・オレイニク部長は「われわれは辛抱強く、彼がどのように成長するかを見守る必要がある」とコメントし、男児が哺乳瓶からミルクを飲んでおり、自発呼吸をしていることを付け加えた。
母親の生命維持装置は、男児が生まれた後に外された。
http://www.afpbb.com/articles/-/3084572