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人工肛門をつけた人、入浴拒否されるケースも…支援団体「入浴中に排便しても便袋にたまるので問題ない」

   

人工肛門をつけた人、入浴拒否されるケースも…支援団体「入浴中に排便しても便袋にたまるので問題ない」

1 名前:経理の智子 ★:2016/04/05(火) 11:10:26.51 ID:CAP_USER*.net

thumbnail人工肛門や人工ぼうこうなどを腹部に付けている人が、公衆浴場で入浴を拒まれる例がある。厚生労働省が2015年2月に告示した「浴場業の振興指針」には「衛生上問題ない」と明記されており、支援団体はチラシを作成し、正しい理解を求めている。

人工肛門や人工ぼうこうは、病気や事故が原因で消化管や尿管が損なわれた人のための器具で、「ストーマ」と総称される。ストーマを利用している人は「オストメイト」と呼ばれる。

神奈川県座間市の入浴施設で14年4月、オストメイトの女性が入浴中に係員から退出を求められた。女性から日本オストミー協会神奈川支部を通して連絡を受けた県と座間市が、施設側に理解を求めたところ「他の客から苦情があると受け入れは難しい」と回答があった。

神奈川支部によると、15年には、仙台市のホテルで、オストメイトの女性が、他の客と一緒にならない「家族風呂」を使うよう求められるというケースがあった。ほかにもスーパー銭湯やホテルの大浴場、スポーツジムの風呂などの利用を断られるケースが各地で起きているという。

ストーマから便や尿を受け止める使い捨ての袋は「積層プラスチックフィルム」でできている。防臭性があり、熱に強く、正しく使えば排せつ物が漏れることはない。厚労省の浴場業の振興指針には「衛生上問題ない形で入浴サービスを楽しんでいただくことは可能であり、その点を正しく認識し、適切に対処することが必要」と記載されている。

入浴を拒まれる事態を受け、神奈川支部は昨年秋、県と共同で2万部のチラシを作成。入浴施設に対して理解を求めるとともに、オストメイトにもマナーを求める「公衆浴場を利用するための手引き」を掲載した。脱衣所で袋の着脱や交換をしないなどの注意のほか「洗い場ではストーマが左にある人は左端に座ると人目に付きにくい」といった対策も盛り込んだ。
http://mainichi.jp/articles/20160405/k00/00e/040/149000c

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