映画監督「"ジャ○プオス死ね"と言う女性を非難する気になれない。日本では男が圧倒的強者」
|
|
|
|
映画監督「"ジャ○プオス死ね"と言う女性を非難する気になれない。日本では男が圧倒的強者」
日本人男性を蔑む「ジャップオス」という言葉を使う人を非難する人が多い。確かにその言葉は日本人の男である僕には複雑だが、単純に非難する気になれない。「日本死ね」と同様、呪われても仕方ない現実があるから。それに日本では男が圧倒的強者なので、弱い立場の人への蔑称と同一視するのは不均衡。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年12月15日
米国では「白人男性」は容赦なく批判と蔑みの対象になる。これをたとえば「黒人女性」をひとくくりにして非難したら「差別」になるが、白人男性の場合にはならない。一見不公平のようだが、現実の力関係が不均衡なので許容されると僕は信じる。同時にトランプの隆盛はそれに対する反動だと思う。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年12月15日
肯定しません。当たり前です。飛躍がすごいなあ。僕が申し上げているのは、日本における男性やアメリカにおける白人男性が、生まれながらにある種の特権的な立場(下駄を履かせてもらっている立場)に置かれているということと、そのことに自覚的になるべきだということです。 https://t.co/MhgrdwNsQj
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年12月17日
僕も正直「ジャップオス」という呪いと憎しみの言葉を聞いて良い気はしません。それが毒であることも承知しています。しかし、そうした言葉に対する際に、背景にある社会的な力の不均衡や不平等を考慮すべきだと申し上げています。弱い立場の人に向けられた言葉と同じように扱うべきではない。 https://t.co/xEcE43z1Rf
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年12月17日
映画作家。
選挙、精神、Peace、演劇1・2、選挙2、牡蠣工場など
https://ja.wikipedia.org/wiki/想田和弘