米バージニア州で“１２歳から結婚できる法律”がついに廃止され１８歳からに

65才の爺と12才の花嫁

12歳でも結婚できる法律が存在

その州とは東部にあるバージニア州。そこではこれまで妊娠しているか、もしくは親の同意があれば13歳または12歳の女性との結婚を認める州法が存在していた。

しかし今年になり共和党のJill Holtzman Vogel上院議員と民主党のJennifer McClellan氏らが、それらを禁止する法案を提出。

議論を経た後、反対があったものの可決され、先週の金曜日に施行された。

新たな法律では、女性が結婚できる年齢は18歳から。

親の同意や妊娠の事実に関わらず、裁判所が認めた場合に限り、16歳から結婚できるというもの。

合法的レイプや人身売買を助長

バージニア州では2004年から2013年にかけて18歳以下で結婚した人は4500人、そのうち200人が15歳もしくはそれ以下だったとされている。

活動家らは以前から、このような児童婚を認める法律が結婚を装った合法的レイプや、人身売買を促すことにつながっていると主張。

さらにこの法律が、当局の調査から逃れるために犯罪的行為を行った者によって利用されてきたとしている。